愛知県 新型コロナ 誤判定で賠償金支払う方針を発表

愛知県 新型コロナ 誤判定で賠償金支払う方針を発表
愛知県は、ことし4月に行われた新型コロナウイルスの検査で、誤って感染が確認されたと判定された24人とその家族などに対し、賠償金を支払う方針を発表しました。
愛知県は、ことし4月に県の衛生研究所で行った新型コロナウイルスのPCR検査で、実際には感染していなかった24人を誤って感染が確認されたと判定し、その後訂正しました。

これを受けて、愛知県は14日、誤って判定された24人とその家族、それに、関係する医療機関に賠償金を支払う方針を発表しました。

24人のうち、
誤った判定のあとに死亡した人や、感染者と同じ病室に入るなどした4人には10万円、
このほかの20人には5万円を支払う方針だということです。

また、誤った判定で休業を余儀なくされた人やその家族、それに診療を休むなどした医療機関については、実費で損害を賠償するということです。

愛知県は、検査の過程でのダブルチェックなどの対応を徹底し、再発防止に努めるとしています。