ブリ・マダイなど15種 漁獲量規制へ 10年後100万トン増目指す

ブリ・マダイなど15種 漁獲量規制へ 10年後100万トン増目指す
k10012616461_202009140546_202009140547.mp4
日本周辺の水産資源の回復に向け、規制が拡大されることになりました。水産庁はブリやマダイなど15種類の魚について、漁獲量の上限を設けて管理する工程表の案をまとめ、10年後の漁獲量を100万トン余り増やす目標です。
日本で漁獲されるサケやスルメイカなど水産物の多くは、海水温度の上昇など海洋環境の変化の影響で年々漁獲量が減少しています。

このため政府は、10年後の令和12年度に漁獲量を現在より100万トン余り多い444万トンとする目標を掲げ、その達成に向けた工程表の案をまとめました。

具体的には、ブリやマダイなど15種類の魚について、漁獲量の上限を設けて管理する制度の対象に加えるとしています。

現在、この制度の対象となっているのはクロマグロやサンマなど8種類に限られていますが、今回の15種類が対象に加われば、国内の漁獲量の8割が規制の対象となります。

ただ、漁業者への影響も小さくないことから、対象の設定にあたっては専門家も交えた検討の場を設け、科学的な資源評価や漁の実態も踏まえて判断することにしています。

水産庁は、この工程表の案について今月25日まで広く一般から意見を募り、その後、正式に決定することにしています。