神奈川県と保健所を設置している各自治体は13日、新たに53人の感染を発表し、このうち半数以上に当たる28人が横浜市の発表でした。また、先月、感染が確認された座間市の80代の男性が12日に死亡したことも発表されました。

このうち横浜市では、これまでに運営する施設の利用者や職員など60人の集団感染が確認されている社会福祉法人「白根学園」で、新たに施設の利用者2人の感染が確認されました。利用者の家族5人の感染も確認されました。

また、県が発表した10代の女性は厚木市内の県立高校の生徒で、濃厚接触者はいないということですが、県は14日から、女子生徒が授業を受けた2つのクラスを学級閉鎖とし、生徒や教員など合わせて81人を対象に検査を行うことにしています。

13日に発表された53人を年代別にみると、
▽10代が4人、
▽20代が6人、
▽30代が13人、
▽40代が6人、
▽50代が7人、
▽60代が8人、
▽70代が7人、
▽80代が1人、
▽90代が1人、
となっていて、このうち2人が中等症で51人は軽症か症状がないということです。

また、53人のうち26人は感染経路が分からないということです。

ＮＨＫのまとめでは、神奈川県内で発表された感染した人はこれで5943人となり、このうち128人が死亡しています。