取り押さえた男性が死亡 警察官4人不起訴 名古屋地検一宮支部

取り押さえた男性が死亡 警察官4人不起訴 名古屋地検一宮支部
ことし1月、愛知県稲沢市で公務執行妨害の疑いで逮捕された男性が、警察官に取り押さえられている間に意識がなくなり、その後、死亡した問題で、業務上過失致死の疑いで書類送検された警察官4人について名古屋地方検察庁一宮支部は不起訴にしました。
ことし1月、稲沢市祖父江町でパトカーのサイドミラーをつかんで一部を壊したとして公務執行妨害の疑いでその場で逮捕された57歳の男性が、警察官に地面に押さえつけられている間に意識がなくなり、病院に搬送されましたが、死亡しました。

愛知県警察本部は、医師の鑑定結果などから「制圧行為に問題はなく、死亡との関係は低いと認識している」としながらも、「過失があったかは検察が判断する」として、今月4日、業務上過失致死の疑いで現場で制圧に関わった稲沢警察署地域課の25歳から61歳の男性警察官4人の書類を検察庁に送りました。

この4人について名古屋地方検察庁一宮支部は11日、不起訴にしました。

検察は不起訴の理由を明らかにしていませんが、「業務上過失致死の要件やさまざまな証拠を踏まえて判断した」としています。