東京都 新型コロナ 187人感染確認 半数が感染経路不明

東京都 新型コロナ 187人感染確認 半数が感染経路不明
東京都は11日都内で新たに187人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、都は感染が確認された50代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は、11日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて187人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が3人、
▽10代が7人、
▽20代が48人、
▽30代が45人、
▽40代が30人、
▽50代が30人、
▽60代が12人、
▽70代が6人、
▽80代が5人、
▽90代が1人です。

1日の感染の確認が100人を超えるのは4日連続です。

187人のうち、およそ51%に当たる96人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ49%に当たる91人はこれまでのところ感染経路が分かっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が最も多く35人、施設内が14人、職場内が10人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が5人などとなっています。

このうち施設内では青梅市の病院で患者など3人の感染が確認され、この病院で確認されたのはこれで18人になりました。

また、府中市の介護老人保健施設では入所者3人の感染が感染されたということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万2631人になりました。

一方、都の基準で集計した11日時点の重症の患者は10日より1人増えて24人でした。

また、都は感染が確認された50代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した人は合わせて380人になりました。
東京都によりますと、都内で11日までに感染が確認された2万2631人のうち、▼入院中の人は10日より11人増えて1193人となっています。

▽このうち都の基準で集計した重症の患者は10日より1人増えて24人です。

都は、11日の時点で▽重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。

また、▽中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、11日の時点で2450床を確保しているということです。

これとは別に9月から10月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

また、▽自宅で療養している人はきのうより22人増えて413人です。▽都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人はきのうより29人増えて215人です。

このほか、▽医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人はきのうより83人減って411人です。

一方、▽すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万19人となっています。