「核のごみ」最終処分場 調査応募検討の寿都町 住民説明会公開

「核のごみ」最終処分場 調査応募検討の寿都町 住民説明会公開
いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、調査への応募を検討している北海道寿都町で、10日、初めて、住民説明会が報道関係者に公開されました。住民からは反対意見が相次ぎ、応募に理解を求める町長との議論は、最後までかみ合いませんでした。
「高レベル放射性廃棄物」、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、調査への応募を検討している北海道寿都町では、今月7日から15日にかけて町内7か所で住民説明会が開かれていて、4か所目となった10日、報道関係者に初めて公開されました。

住民263人が出席した説明会で、片岡春雄町長は選定の第1段階となる「文献調査」について、「『核のごみ』が持ち込まれる議論ではない。あくまで『核のごみ』とは何ぞやということを幅広く共有するということだ」と説明しました。

これに対し住民からは、「第1段階とはいえ、始めるとやめることができなくなるのではないか。勉強は町独自でもできる」などと反対意見が相次ぎました。

しかし、片岡町長は、町が認めなければ調査が次の段階に進むことはなく、梶山経済産業大臣からもそのことを確約する文書を受け取っているとして、あくまで応募に理解を求めたため、3時間余りに及んだ議論は、最後までかみ合いませんでした。