東日本大震災から9年半 死者・行方不明者2万2000人超える

東日本大震災から9年半 死者・行方不明者2万2000人超える
東日本大震災の発生から11日で9年半です。これまでに確認された死者と行方不明者は1万8427人となっています。また、避難生活などで亡くなった「震災関連死」は3700人以上で、「関連死」を含めた死者と行方不明者は2万2000人を超えています。
警察庁によりますと亡くなった人は
▽宮城県で9543人、
▽岩手県で4675人、
▽福島県で1614人、
▽茨城県で24人、
▽千葉県で21人、
▽東京都で7人、
▽神奈川県と栃木県でそれぞれ4人、
▽青森県で3人、
▽山形県で2人、
▽北海道と群馬県でそれぞれ1人で、合わせて1万5899人となっています。

死亡した人の99%は身元が確認されましたが、依然として56人の身元が分かっていません。

また、行方不明者は
▽宮城県で1216人
▽岩手県で1112人
▽福島県で196人
▽千葉県で2人
▽青森県と茨城県でそれぞれ1人で、合わせて2528人となっています。

一方、復興庁によりますと避難生活による体調の悪化などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は去年9月末の時点で
▽福島県で2286人、
▽宮城県で928人、
▽岩手県で469人、
▽茨城県で42人、
▽千葉県4人、
▽神奈川県と長野県でそれぞれ3人、
▽山形県で2人、
▽東京都と埼玉県でそれぞれ1人の
少なくとも合わせて3739人となっています。

福島県と茨城県では「震災関連死」で亡くなった人が津波など震災の直接の影響で死亡した人の数を上回っています。

これで、東日本大震災による死者と行方不明者は「震災関連死」を含めて少なくとも合わせて2万2166人にのぼります。

菅官房長官「全閣僚が復興相の思いで取り組む」

菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で「安倍政権発足以来、『東北の復興なくして日本の再生なし、全閣僚が復興大臣』という思いで、東日本大震災からの復興に取り組んできている」と述べました。

そのうえで記者団が「『全閣僚が復興大臣』という方針は、みずからが総理大臣になっても維持するのか」と質問したのに対し、「総裁選挙の真っ最中であり、仮定のことにお答えするのは控える」と述べました。

武田防災相「しっかりとした国土形成に積極的に取り組む」

武田防災担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「犠牲になられた方々に、改めて哀悼の意を表したい。毎年、自然災害に見舞われる、わが国の国土において、国土強じん化の要望は日増しに強くなっているが、国土を見回すとぜい弱な部分も多々ある。中長期的な視点に立って計画に取り組み、しっかりとした国土形成を作るため、積極的に取り組みたい」と述べました。