「日本サッカー殿堂」に元代表監督トルシエ氏や木村和司氏

「日本サッカー殿堂」に元代表監督トルシエ氏や木村和司氏
日本のサッカー界の発展に大きく貢献した人などをたたえる「日本サッカー殿堂」に、日本代表監督としてワールドカップで初めてとなる決勝トーナメント進出を果たしたフィリップ・トルシエ氏などが選ばれました。
「日本サッカー殿堂」は毎年、サッカー界の発展に大きく貢献した人などから選ばれ、東京 文京区の日本サッカーミュージアムに額が掲げられます。

日本サッカー協会は10日、理事会を開き、「日本サッカー界の発展に顕著な貢献をした」として、フィリップ・トルシエ氏の殿堂入りを決めました。

トルシエ氏はフランス出身の65歳。
1998年に日本代表監督に就任し、オリンピック世代のチームも指揮しました。3人のディフェンダーが並ぶ「フラットスリー」と呼ばれる守備の陣形で、ボールを奪ってから素早く攻撃を組み立てる戦術を浸透させ、2000年のシドニーオリンピックではチームをベスト8に導き、2002年のワールドカップ日韓大会では、初めてとなる決勝トーナメント進出を果たしました。

トルシエ氏は「大変栄誉あるお知らせをいただき、驚くとともに感謝しています。日本サッカーでの活動経験は、私のキャリアの中でも忘れることのできない大変貴重なものでした。日本代表チームのパフォーマンス向上に携わらせていただいたことが、今回の名誉ある決定につながったと大変うれしく思います」とコメントしています。

また、投票による選考では、元日本代表の木村和司氏の殿堂入りが決まりました。

木村氏は62歳。現役時代は正確なフリーキックが持ち味で、日本代表として54試合に出場し、26得点をマークしました。引退後はフットサルの日本代表監督や横浜F・マリノスの監督を歴任しました。

木村氏は「このサッカー人生で出会い、ともにプレーした仲間やスタッフ、すべてのかたに感謝します」とコメントしています。