米カリフォルニア州の山火事 隣接するオレゴン州にも広がる

アメリカ、カリフォルニア州で史上最悪の被害をもたらしている山火事は依然、勢いがやまず、隣接するオレゴン州でも広がり、州当局は非常事態を宣言したうえで、今後も被害が拡大するという厳しい見通しを示しました。
アメリカ西部、カリフォルニア州でことし7月以降、相次いで発生した山火事は、厳しい熱波や乾燥の影響で拡大し続け、焼失面接は東京都の面積のおよそ4倍の89万ヘクタールを超えています。

消防当局が消火活動を続けていますが、山火事の勢いはやまず、隣接するオレゴン州でも広がっています。

オレゴン州当局によりますと州内での焼失面積は、すでに東京都の1.2倍の27万ヘクタールにのぼり、地元のメディアは9日、12歳の少年とその祖母が火事に巻き込まれて死亡したと伝えています。

オレゴン州のブラウン知事は9日、州全域を対象に非常事態宣言を出し「人命と建物のいずれも被害はさらに増えるとみられる。州の歴史上最もひどい山火事となる可能性がある」と述べ、今後も被害が拡大するという厳しい見通しを示しました。

オレゴン州では今後数日間、空気の乾燥や強風が続く見通しで、ブラウン知事は連邦政府に、国家非常事態の宣言を要請する考えを示していて、被害を抑えるための取り組みが急がれています。