岐阜 大桑城跡 新たに石垣見つかる 土岐頼芸が新技術導入か

岐阜 大桑城跡 新たに石垣見つかる 土岐頼芸が新技術導入か
NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』にも登場する、戦国武将、土岐頼芸が築いたとされる、岐阜県山県市の「大桑城」跡のおよそ30か所で新たに石垣が見つかりました。市は、頼芸が新しい技術の石垣を取り入れた可能性を示す貴重な発見だとしています。
石垣が見つかったのは、斎藤道三に追放された美濃国の最後の守護、土岐頼芸が築いたとされる、山県市にある山城「大桑城」の跡です。

市がことし5月から調査したところ、山頂付近の平らな場所を中心におよそ30か所で石垣が新たに見つかったということです。

このうち3段の石垣は、幅4メートル30センチ、高さ90センチで、城の通路の基礎とみられるということです。

大桑城ではこれまでにも石垣は確認されていましたが、今回の石垣は広い範囲で多数見つかっていて、市は、石をほとんど使わない土を使った城が主流だった当時、土岐頼芸が城づくりに新しい技術を取り入れた可能性を示す貴重な発見だとしています。

山県市文化財調査室の高木晃室長は「頼芸のイメージを変える発見ではないか。多くの人たちに見学してもらいたい」と話しています。