東京都 新型コロナ 149人感染確認 1人死亡

東京都 新型コロナ 149人感染確認 1人死亡
東京都は、9日都内で新たに149人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された60代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は、9日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて149人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が3人、
▽10代が9人、
▽20代が39人、
▽30代が39人、
▽40代が24人、
▽50代が18人、
▽60代が6人、
▽70代が7人、
▽80代が3人、
▽90代が1人です。

1日の感染の確認が100人を超えるのは2日連続です。

149人のうち、
▽およそ46%に当たる69人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽およそ53%の80人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、
▽家庭内の感染が最も多く21人
▽会食での感染と施設内がともに12人
▽職場内が6人、
▽夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が1人などとなっています。

このうち、施設内では青梅市内の病院で看護師など5人の感染が確認され、この病院で感染したのは、これで10人になるということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万2168人になりました。

一方、都の基準で集計した9日時点の重症の患者は8日より3人増えて24人でした。

24人を年代別に見ると、
▽50代が最も多く11人
▽60代と70代がそれぞれ4人
▽80代が3人
▽40代が2人となっています。

また、都は、感染が確認された60代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。

これで都内で死亡した人は合わせて379人になりました。

東京都の患者の状況は

東京都によりますと、都内で9日までに感染が確認された2万2168人のうち、入院中の人は8日より20人増えて1248人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は8日より3人増えて24人です。

都は9日の時点で、重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。

また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、9日の時点で2450床を確保しているということです。

これとは別に今月から来月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

また、自宅で療養している人は8日より11人増えて403人です。

都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は8日より10人増えて189人です。

このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は8日より40人減って362人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は1万9587人となっています。