所有者不明の鳥居 老朽化で市が撤去開始 静岡

所有者不明の鳥居 老朽化で市が撤去開始 静岡
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静岡市は市内の市道に立つ所有者がわからない鳥居が老朽化して崩れる危険があるとして撤去する作業を8日夜から始めました。
静岡市清水区の「草薙神社」に至る市道に立つ高さ12メートル、幅16メートルの鉄筋コンクリート製の鳥居は一部が崩れ落ちるなどして老朽化が進み、地元の自治会が市に対策を求めていました。
市が調べたところ、鳥居には「昭和五十年九月竣工」と刻まれていますが、神社の財産ではなく所有者がわからないということです。
このため市はみずから撤去することにし、8日夜から作業が始まりました。

市の職員や住民が見守る中、業者がクレーンを使って鳥居に落下を防ぐワイヤーを巻いたあと4時間ほどをかけて慎重に切断していました。

市は今月18日までに鳥居とその脇に立つ2つの石碑を撤去する予定で撤去費用として1000万円余りかかるということです。

現場はJR東海道線の草薙駅に近い学校や住宅、店舗がある場所で、地元自治会の花崎年員・会長は「いつ崩れるかわからないものを残しておくわけにはいかず、やむを得ないと思います」と話していました。