西村経済再生相 イベント開催制限 緩和の可否を近く判断へ

西村経済再生相 イベント開催制限 緩和の可否を近く判断へ
新型コロナウイルスの感染状況を踏まえたイベントの開催制限をめぐり西村経済再生担当大臣は、新たな感染者が減少傾向にあるなどとして、週内にも開かれる政府の分科会で専門家の意見を聴いたうえで、緩和するかどうか判断する考えを示しました。
イベントの開催をめぐっては、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、参加人数5000人か、会場の収容人数の半分のいずれか少ない方を上限とする制限が設けられています。

西村経済再生担当大臣は、記者会見で、「感染の減少傾向が見えてきており、そう遠くない将来、政府の分科会を開き、専門家の意見も聴きながら、判断していきたい」と述べ、週内にも開かれる政府の分科会で専門家の意見を聴いたうえで、制限を緩和するかどうか判断する考えを示しました。

また、西村大臣は、「さらに緩和した場合、プロスポーツ関係ではトイレなどで密にならない工夫も必要になるので、あわせて感染防止策の議論が必要だ」と述べたうえで、観客が大声を出すことが少ないクラシックコンサートや古典芸能については、飛まつの広がり方などの分析結果を踏まえて、さらなる緩和が可能かどうか見解を求める考えを示しました。