台風15号の千葉県直撃から9日で1年 住宅などの復旧に遅れ

台風15号の千葉県直撃から9日で1年 住宅などの復旧に遅れ
千葉県に甚大な被害をもたらし停電や断水が長期化した台風15号の直撃から9日で1年となるのを前に千葉県は復興状況についての会議を開き、住宅などの復旧が遅れているとしてできるだけ早く終えられるよう対応を急ぐ方針を確認しました。
県内で長期の停電による熱中症などで8人が亡くなり、8万1千棟以上の住宅に被害が出た台風15号から9日で1年となるのに合わせて、千葉県庁では幹部らが出席して復旧・復興本部会議が開かれました。

この中では災害ゴミは仮置き場から処理施設への搬出がほとんどの自治体で終わり、来年3月末の処理完了に向けて取り組んでいることや、県の災害対応には問題があったという批判を受けて、市町村や東京電力との間で情報を共有する体制の強化についての報告されました。

一方で台風の被害を受け、公費の補助を受けて修理を終えられた住宅は申請の63%、農業用ハウスは49%にとどまり復旧が遅れている状況も報告され、できるだけ早く終えられるよう対応を急ぐ方針を確認しました。

会議のあと森田知事は、住宅などの復旧について「工事の発注が特定の業者に集中したり人手不足だったりでまだまだ満足という状況には至っていない。

いつまでに完了させるというめどを示すのは難しいが、1日も早くやるという気持ちを持って取り組んでいきたい」と述べました。