「Go Toイート」8日以降 飲食店募集 感染防止対策求める

「Go Toイート」8日以降 飲食店募集 感染防止対策求める
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政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」のうち飲食店を支援する「Go Toイート」について、地域ごとに食事券を発行する事業に飲食店が参加する条件として間隔を空けた席の配置など新型コロナウイルスの感染防止対策を求めることがまとまり、8日以降、参加する飲食店の募集が始まることになりました。
「Go Toイート」では、これまでに33の府県で購入金額の25%分を上乗せする食事券を発行する事業が決まっています。

農林水産省は政府の分科会の意見も踏まえて参加する飲食店に求める条件をまとめ、8日公表しました。

それによりますと、新型コロナウイルスの感染防止対策として間隔を空けた席の配置や換気の徹底、抜き打ちの調査へ協力すること、それに接触確認アプリ「COCOA」を紹介することも求めています。さらに、自治体が発行しているステッカーや感染者追跡アプリなど独自の取り組みを条件にすることもできるとしています。

さらに感染防止策を順守していないという指摘に適切に対応しない場合は、登録が取り消されるとしています。

条件がまとまったことを受け、8日以降参加する飲食店の募集が始まり早い地域では9月中に、食事券の販売が始まる見込みです。

江藤農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で「飲食店の灯が消えて年末に向けて大変だと指摘がある中で、事業を利用してもらい地域の灯を消さないようにがんばっていただきたい」と述べました。