電子決済サービス「ドコモ口座」通じて預金不正に引き出し

電子決済サービス「ドコモ口座」通じて預金不正に引き出し
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NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて、銀行の利用者の預金が何者かに不正に引き出されたことが分かりました。仙台市に本店を置く七十七銀行や福島市に本店を置く東邦銀行など、少なくとも3つの地方銀行に広がっていて、NTTドコモはこれらの銀行の口座の新たな登録を停止するなど、対応を進めています。
ドコモ口座は、銀行口座を登録して入金することでネット上の買い物や送金などがスマホでできる、NTTドコモの電子決済サービスです。

NTTドコモと銀行によりますと、これまでに、七十七銀行と、岡山市に本店を置く中国銀行、それに東邦銀行の3行で、ドコモ口座を通じて預金が第三者に不正に引き出されたことが確認されたということです。

また、岐阜県に本店を置く大垣共立銀行でも不正引き出しの疑いのある取り引きが確認され、調査を進めています。

いずれも何者かが不正に盗み出した銀行の口座番号とキャッシュカードの暗証番号を使って、預金者になりすましてドコモ口座を開設し、銀行の口座からドコモ口座に送金する形で預金を引き出したとみられるということです。

各銀行は、利用者に対し身に覚えがない引き落としがないか確認するよう呼びかけています。

また、NTTドコモはそれぞれの銀行の口座のドコモ口座への新たな登録を停止するとともに、引き出された件数や被害額などの調査を進めています。

NTTドコモは「不正に取得されたキャッシュカードの暗証番号などを悪用したものであり、当社システムに不正アクセスされ情報を取得されたものではありません。これまでさまざまなセキュリティ対策を講じていますが、さらなる対策強化に努めます」とコメントしています。