台風10号 韓国でけが人や行方不明者 7日夜 北朝鮮東部に上陸

台風10号 韓国でけが人や行方不明者 7日夜 北朝鮮東部に上陸
台風10号は7日午前、韓国に上陸し、いったん日本海に抜けたあと、7日夜、北朝鮮東部に上陸しました。
韓国ではけが人や行方不明者が出て、停電などの影響も広がっており、北朝鮮では国営テレビが随時、台風の情報を伝えて警戒を呼びかけています。
韓国の気象庁によりますと、台風10号は7日午前9時ごろ南部のウルサン(蔚山)付近に上陸し、朝鮮半島を北上したあと、午後1時半ごろ、日本海に抜けました。

韓国では5日午前0時から7日午後4時までに、チェジュ島(済州島)で560ミリ、北東部のコソンで372ミリの雨が観測されました。

この台風で南部のプサン(釜山)で車が強風にあおられて横転し、1人がけがをするなど全国で5人がけがをし、2人が急流に流されて行方不明になっています。

また各地で住宅が浸水したり壊れたりする被害が出ていて、およそ7万5000戸が停電したということです。

一方、北朝鮮では国営テレビが台風が7日夜8時ごろ東部のタンチョン(端川)に上陸したと伝えました。

これに先立って、日本海に面した東部のウォンサン(元山)では、午前11時までの1時間に32.4ミリの激しい雨を観測したということで、国営テレビは市街地の道路に水が流れ、交通がまひしている様子を放送して、厳重な警戒を呼びかけています。