合流新党代表選 国民 泉氏と立民 枝野氏が立候補

合流新党代表選 国民 泉氏と立民 枝野氏が立候補
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立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙が7日、告示され、国民民主党の泉政務調査会長と、立憲民主党の枝野代表の2人が立候補し、今週10日の投票に向けて選挙戦に入りました。
合流新党の代表選挙は7日午前、国会内で立候補の受け付けが行われ、届け出順に、国民民主党の泉政務調査会長と、立憲民主党の枝野代表の2人が立候補しました。

今回は、代表選挙と合わせて新党の党名を決める投票も行われ泉氏は「民主党」を、枝野氏は「立憲民主党」を届け出ました。

届け出を済ませたあと、泉氏は記者団に対し「合流新党は、非常に重たい使命を負っての誕生となる。149人の政党規模にふさわしい論戦を展開し、期待に応える野党第一党を作るため、精いっぱい訴えたい」と述べました。

また、枝野氏は「政権の選択肢となり、政治に緊張感を取り戻すために立候補した。積み重ねてきた経験、困難と挫折で学んだ教訓をいかして、先頭にたって支え合う社会を作り上げいく」と述べました。

2人は午後1時から国会内で共同記者会見に臨み、みずからの政策などを訴えることにしています。

選挙戦では、次の衆議院選挙を見据えた党運営の在り方や、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。

代表選挙は、3日後の今週10日に、新党に参加を届け出た149人の国会議員が投票を行い新たな代表を選出することになっています。

国民 泉健太氏

泉健太氏は衆議院京都3区選出の当選7回で46歳。

今の立憲民主党の福山幹事長の秘書などを経て、平成15年の衆議院選挙で当時の民主党から立候補して初当選しました。

民主党政権では、鳩山内閣と菅内閣で内閣府政務官などを務めました。

3年前には、衆議院選挙を前に、所属していた民進党が分裂し、東京都の小池知事が立ち上げた希望の党に参加しました。

その後、おととし結成された国民民主党に参加し、国会対策委員長や政務調査会長の要職を務めてきました。

今回の合流をめぐっては、新党の綱領づくりを担いました。

泉氏はサイクリングが趣味で、自転車の活用を通じた環境保護や健康づくりを超党派で呼びかける取り組みも進めています。

立民 枝野幸男氏

枝野幸男氏は衆議院埼玉5区選出の当選9回で56歳。

弁護士で、平成5年の衆議院選挙に、当時の日本新党から立候補して初当選しました。民主党政権では、菅内閣の官房長官として東日本大震災の対応などにあたりました。

また、経済産業大臣や党の幹事長なども歴任しました。

3年前には、衆議院選挙を前に、所属していた民進党が、東京都の小池知事が立ち上げた希望の党への合流をめぐり分裂。

枝野氏は、政策や理念が異なるとして立憲民主党を結成して選挙に臨みました。

その結果、立憲民主党は、野党第1党となり、これまで代表を続けてきました。

高校まで合唱部に所属していた枝野氏。カラオケ好きは永田町でもよく知られていて、演説を考える際には、さまざまな歌謡曲の歌詞も参考にしているということです。

合流新党代表選の仕組み

合流新党の代表選挙は、3日後の今月10日に、国会議員による投票で行われます。

代表の任期は再来年、2022年9月末までの2年間です。

全国の党員などは、立憲民主党と国民民主党で、選挙に参加する要件が異なることなどから見送られました。

また、新党の名称も国会議員の投票で決まります。

1枚の投票用紙に、代表選挙の候補者とともに、名称も記載して投票します。

立候補の届け出の際に、みずからが提案する新党の名称も一緒に届け出るルールになっていて、今回、泉氏は「民主党」を、枝野氏は「立憲民主党」を提案しました。

ただ、10日の投票では、支持する候補者の提案と異なる党名を記載してもかまわないことになっていて、投票の結果、最も多い名称に決まることになっています。

代表選 推薦人は

今回の代表選挙の立候補には20人以上の推薦人が必要で、泉氏と枝野氏はいずれも25人の推薦人名簿を届け出ました。

泉氏の推薦人は、25人のうち国民民主党が21人、無所属が4人です。

立憲民主党は含まれていません。

国民民主党からは、平野幹事長や渡辺副代表、参議院議員の羽田・元国土交通大臣ら、無所属からは、郡司・前参議院副議長寺田・元総理大臣補佐官らが名を連ねました。

一方、枝野氏の推薦人は、25人のうち立憲民主党が19人、国民民主党が2人、無所属が4人です。

立憲民主党は、逢坂政務調査会長、辻元幹事長代行、蓮舫参議院幹事長ら、国民民主党は小沢一郎氏と牧義夫氏、無所属は野田前総理大臣、小川淳也氏らとなっています。