政治

新型コロナ対策 AIで効果分析 来年1月最終報告へ

新型コロナウイルス対策についてAI=人工知能などを使って効果を分析する政府の有識者会議が開かれ、密集状態にあるかどうかを防犯カメラの映像から解析するための研究が行われていることなどが報告され来年1月に最終報告をとりまとめることを確認しました。
会議には、政策研究大学院大学の黒川清・名誉教授や、京都大学の山中伸弥教授らが出席しました。

冒頭、西村経済再生担当大臣は、「今回の感染拡大を収束させたとしても、また流行が起きる可能性がある。経済との両立を図りながら、4月、5月、さらには7月、8月の経験をデータに基づいて分析、シミュレーションを行い今後に備えるために対策をさらに進化させていきたい」と述べました。

会議では、研究の途中経過として、▽タクシーの車内対策で窓を開けることやエアコン使用などによる感染リスクの低減効果の検証や▽密集状態にあるかどうかを防犯カメラの映像から解析するための研究が行われていることが報告されました。

そして、会議では、今後も月1度のペースで会議を開いて、研究成果を公表しながら、来年1月に最終報告をとりまとめることを確認しました。

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