加藤厚生労働大臣は、台風10号に関する厚生労働省の災害対策本部で、医療施設や社会福祉施設などの入所者の安全確保のほか、新型コロナウイルスへの感染防止のため、避難所の衛生確保に努めるよう指示しました。

この中で、加藤厚生労働大臣は、自治体と緊密に連携し、医療施設や社会福祉施設の入所者などの安全確保を進めるほか、停電の長期化に備え、電源車や給水車の派遣調整など、必要な支援体制を整備するよう指示しました。

そのうえで、「避難所の衛生状況の確保、感染症予防、熱中症予防を図るため、自治体のニーズを把握し、技術的な助言や支援の積極的な実施をお願いしたい。特に今回は、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている中での避難なので、これまで以上に配慮をお願いしたい」と述べ、避難所の衛生確保に努めるよう求めました。