東京都 新型コロナ 116人感染確認 200人下回るのは3日連続

東京都 新型コロナ 116人感染確認 200人下回るのは3日連続
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東京都は6日、都内で新たに116人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が200人を下回るのは3日連続です。
東京都は、都内で新たに10歳未満から90代までの男女あわせて116人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

100人以上となるのは13日連続です。

年代別では、10歳未満が3人、10代が11人、20代が19人、30代が23人、40代が21人、50代が15人、60代が13人、70代が4人、80代が6人、90代が1人です。

116人のうち、およそ53%にあたる61人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ47%の55人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が最も多く20人、次いで、施設内が15人、職場内が8人、会食での感染が3人などとなっています。

このうち施設内では、青梅市の病院で、看護師1人と入院患者4人のあわせて5人の感染が確認されたケースがあるということです。

一方、感染が確認された116人の中には夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者は含まれておらず、感染の確認がなかったのは、ことし6月以来だということです。

これで都内で感染が確認されたのはあわせて2万1772人になりました。

都の基準で集計した6日時点の重症の患者は5日と同じ27人でした。また、都内で死亡が確認された人はいませんでした。

入院患者数、病床確保数は

都内で6日までに感染が確認された2万1772人のうち、入院中の人は5日より16人増えて1313人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は5日と同じ27人です。

都は、6日の時点で重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。

中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、6日の時点で2450床を確保しているということです。

これとは別に今月から来月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

自宅で療養している人は5日より18人増えて455人です。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は5日より1人増えて221人です。

医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は5日より11人減って447人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は1万8967人となっています。