東京都 新型コロナ 新たに181人感染確認 2日連続で200人下回る

東京都 新型コロナ 新たに181人感染確認 2日連続で200人下回る
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東京都は、5日都内で新たに181人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が200人を下回るのは2日連続です。
東京都は、5日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて181人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が10人、
▽10代が10人、
▽20代が37人、
▽30代が37人、
▽40代が35人、
▽50代が24人、
▽60代が13人、
▽70代が7人、
▽80代が5人、
▽90代が3人です。

都内で1日の感染の確認が200人を下回るのは2日連続です。

181人のうち、
▽およそ43%にあたる77人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽およそ57%の104人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、
▽家庭内の感染が最も多く31人、
次いで、
▽施設内が12人、
▽会食での感染が6人、
▽職場内と▽夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者がそれぞれ5人などとなっています。

このうち、家庭内での感染ではすでに感染がわかっていた男性から、男性の子ども3人や母親など合わせて5人が感染したケースがあるということです。

また、施設内では、豊島区にある病院で医療スタッフから70代から90代の入院患者4人が感染し、この病院で感染したのはこの4人を含めて合わせて13人になるということです。

さらに、同じく施設内の感染では、保育園の園児2人が保育士から感染したケースなどがあるということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万1656人になりました。

一方、都の基準で集計した5日時点の重症の患者は4日より1人減って27人でした。

27人を年代別にみると、50代が9人と最も多く、次いで70代が7人、60代が5人などとなっています。

入院1297人 重症患者27人

東京都によりますと、都内で5日までに感染が確認された2万1656人のうち、入院中の人は4日より13人減って1297人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は4日より1人減って27人です。

都は、5日の時点で重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。

また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、5日の時点で2450床を確保しているということです。

これとは別に今月から来月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

また、自宅で療養している人は4日より2人増えて437人です。

都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は4日より24人減って220人です。

このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は4日より76人増えて458人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は1万8875人となっています。