新型コロナウイルスの対応として行われる政府の消費喚起策のうち、飲食店を支援する「Ｇｏ Ｔｏイート」について、江藤農林水産大臣は、早い地域では9月中にも始まるという見通しを示しました。

「Ｇｏ Ｔｏイート」では、33の府県で購入金額の25％分が上乗せされる食事券を発行する事業が、これまでに決まっています。

江藤農林水産大臣は4日の閣議のあとの記者会見で、4日開かれる政府の分科会での「Ｇｏ Ｔｏイート」の議論を踏まえ、すみやかに飲食店に求める感染防止対策などを詰め、食事券が利用可能な店舗の条件を決めたいという考えを示しました。

そのうえで、江藤大臣は「地域によってスピード感は違うが食事券については9月のある時期にスタートすると思っている」と述べ、早い地域では9月中にも事業が始まるという見通しを示しました。