「豚熱」終息せず 日本は“清浄国”の認定取り消される

「豚熱」終息せず 日本は“清浄国”の認定取り消される
ブタの伝染病のCSF=豚熱は国内で終息しておらず、日本は3日、発生がないことを示す「清浄国」の認定を国際機関から取り消されました。清浄国でなくなると、豚肉の輸出に影響が出る場合もありますが、農林水産省は個別に交渉して輸出しているため大きな影響はないとしています。
CSF=豚熱は、おととし、国内では26年ぶりに岐阜県で確認されて以降、合わせて10府県で16万頭余りのブタが殺処分されていて、日本は、家畜の伝染病を監視している国際機関、OIE=国際獣疫事務局から「清浄国」の認定を停止されていました。

清浄国に戻るには、豚熱が最初に発生してから2年の間に、1年以上、ブタで発生していないことや、ワクチンを接種していないことなどが要件となっています。

しかし、ことし3月まで沖縄県でブタでの発生があったほか、野生のイノシシからの感染を防ぐため、去年10月以降ワクチン接種が続いており、日本は3日付けで清浄国の認定を取り消されました。

清浄国でなくなると、豚肉の輸出に影響が出る場合もありますが、農林水産省では香港やシンガポールなど、主な輸出先とは個別に交渉して輸出していて、大きな影響はないとしています。

農林水産省動物衛生課は「清浄国の認定は家畜防疫の先進国を示す国際的な評価でもあり、認定を取り戻すため終息に努めていきたい」としています。