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米製薬ファイザー 10月中にも新型コロナワクチン承認申請へ

アメリカの製薬大手ファイザーは、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、最終段階の臨床試験で効果があると判断すれば、早ければ来月中にも使用の許可や承認を申請する方針を明らかにしました。
アメリカの製薬大手ファイザーは、ドイツの企業と共同で新型コロナウイルスのワクチンを開発していて、現在、最終段階の臨床試験がアメリカやブラジルなどで行われています。

このワクチンについて、ファイザーのブーラCEOは3日、早ければ来月中にも安全性と効果を判断するのに十分なデータが集まるという見通しを示しました。

そして、効果があると判断すれば、直ちにアメリカFDA=食品医薬品局をはじめとした各国の規制当局に、使用の許可や承認を申請する方針を明らかにしました。

一方、11月にアメリカの大統領選挙を控え、許可や承認の申請を急ぐよう政治的な圧力がかかっているのではないかという懸念について、ブーラCEOは、「われわれが効果と安全性があると判断するまで許可や承認の申請はしない」と述べ、影響は受けないと強調しました。

トランプ政権で新型コロナウイルス対策に関わるNIH=国立衛生研究所のファウチ博士は、アメリカメディアのインタビューで、来月中のワクチンの供給開始について「不可能ではないが考えにくい」と述べています。

アメリカ政府は11月からの接種開始に備えるよう各州に準備を求めていて、ワクチンの接種が始まる時期に関心が集まっています。

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