台風10号接近へ まず、何する?

台風10号接近へ まず、何する?
発達しながら沖縄本島地方や鹿児島の奄美地方に近づき、非常に強い勢力を維持して九州に接近と予想される台風10号。
気象庁は広い範囲で甚大な影響が出るおそれもあると異例の呼びかけをしています。

災害から身を守るためにできること、何から始めたらよいのでしょうか?

地域にどんな危険が?

まず、確認しておきたいのは地域の危険な場所が分かるハザードマップです。

台風では、暴風・高波・高潮のほか大雨による土砂災害や川の氾濫、市街地での浸水など、さまざまな災害が起きるおそれがあります。

このうち、国土交通省の「重ねるハザードマップ」では、地域を入力すると、「洪水」「土砂災害」「津波」「道路防災情報」の4つの情報を確認できます。

もう1つ、「わがまちハザードマップ」では自治体のハザードマップを災害の種類別に見ることができます。

去年の台風19号では台風が接近してからハザードマップを検索する人が急増し、関東甲信や東北など100を超える自治体のウェブサイトが閲覧しにくい状態となりました。

いざという時のため、マップをもとに避難所の場所や安全な移動経路などを確実に確認しておきましょう。

避難はどうする?

避難はどのタイミングですればよいのでしょうか。

台風が近づき、風や雨が強まってからの避難は危険です。周囲の状況が悪化する前に避難所など安全な場所へ移動しましょう。

特にお年寄りや体の不自由な人は避難に時間がかかる場合があり早めの行動が大切です。

テレビやインターネットなどを活用して、自治体などからの避難の情報に注意しましょう。

ただ、去年の台風19号では東京などで避難してきた人が避難所に入りきれなくなる事態が起きたほか、人が密集すると新型コロナウイルスに感染する心配もあります。

マンションの上層階や高台など安全な地域の場合などは自宅にとどまる「在宅避難」も有効です。

親戚や知人の家、ホテルや旅館といった宿泊施設を活用するなど、避難所以外で安全を確保することも検討してください。

持ち出し品も忘れずに

いざ避難、となった際にはどんなものを持っていけばよいのでしょうか。家にある備蓄や防災グッズを再点検しましょう。

まずは、数日分の水、非常食、現金。
歯ブラシ、マウスウォッシュ、コンタクトレンズの洗浄液など日常生活で使うものや、
生理用品、携帯トイレなども準備しておきましょう。

お年寄りや持病などのある人は、いつも飲んでいる薬を忘れないようにしてください。

停電になっても災害情報を入手できるよう、携帯ラジオ、スマートフォンの充電器、懐中電灯なども用意しましょう。

床に敷くマットや使い慣れているタオルなどがあると慣れない場所でもリラックスできます。

小さいお子さんがいる場合は調理が不要な離乳食、液体ミルクなどがあると安心です。

アレルギー対応食も手に入りにくくなるので注意が必要です。

マスク、消毒液、体温計などの新型コロナウイルスの感染対策グッズも忘れないようにしましょう。

自宅まわりに危険なものは無い?

風が強くなる前に、自宅周辺にある危険なものを片づけておきましょう。

傘、物干しざお、植木鉢など飛ばされやすいものは室内へ。

強風で飛ばされるととても危険です。

あなたの状況で対応を考えて

どこで過ごすのが安全かや避難に必要なものは人によって異なります。

それぞれの状況に合わせて台風が近づく前の、今のうちに準備を進めてください。