中国の核弾頭 10年で倍増の可能性 米報告書に中国が強く反発

中国の核弾頭 10年で倍増の可能性 米報告書に中国が強く反発
k10012597651_202009031109_202009031122.mp4
アメリカ国防総省が中国の軍事動向を分析した報告書で、中国は運用可能な核弾頭を今後10年間で倍増させる可能性があるという見通しを示したことについて、中国政府は「報告書は事実を顧みず、偏見に満ちている」と強く反発しました。
アメリカ国防総省は1日、中国の軍事動向を分析したことしの年次報告書を発表し、中国が保有する核弾頭の数の推計について、「現在のところ、運用可能な核弾頭を200個以上配備していて、今後10年間でその数を少なくとも倍増させる可能性がある」という見通しを示しました。

これについて中国外務省の華春瑩報道官は、2日の記者会見で「アメリカの報告書は事実を顧みず、偏見に満ちたもので、中国の戦略的意図を故意にゆがめており、断固として反対する」と強く反発しました。

そのうえで「アメリカは時代遅れの冷戦思考とゼロサムゲームの観点を捨て、毎年、無責任な報告書を発表するのをやめるよう求める」と強調しました。

また、中国国防省も談話を出し「いわゆる『中国の軍事的脅威』を誇張して中国の国防政策を誤って解釈し、軍の近代化や国防費、核政策などを中傷している」と反論しました。