小惑星探査機「はやぶさ2」カプセル分離 帰還の約12時間前

小惑星探査機「はやぶさ2」カプセル分離 帰還の約12時間前
日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星の砂が入ったとみられるカプセルを帰還させるため、地球に向けて飛行を続けていますが、カプセルの分離は帰還のおよそ12時間前、地球から22万キロほどの位置で行うなどの詳しい手順を、JAXA=宇宙航空研究開発機構が公表しました。
小惑星「リュウグウ」の探査を行った日本の「はやぶさ2」は、表面の砂などが入ったとみられるカプセルを、ことし12月6日に地球に落下させ、初号機に続いて小惑星から試料を持ち帰る、サンプルリターンを目指しています。

JAXAのチームは会見を開き、「はやぶさ2」のカプセルの帰還に向けた詳しい手順を公表しました。

それによりますと「はやぶさ2」は、ことし11月25日ごろからオーストラリアに向かう軌道に調整され、12月5日の日本時間の午後2時から午後3時の間、地球から22万キロほどの位置でカプセルを分離します。

そして、カプセルはおよそ12時間後の、12月6日午前2時から午前3時にオーストラリア南部の砂漠地帯に、落下する計画だということです。

探査機はカプセル分離後、再びエンジンを噴射して別の小惑星に向けて飛行を続け、大気圏に突入するカプセルの様子をカメラで撮影するとしています。

JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「分離とその後の探査機のエンジン噴射の作業がある、12月5日の朝から夕方が最も緊張するだろう」と話しています。