神奈川県 新型コロナ 76人感染確認 県内計5095人に

神奈川県 新型コロナ 76人感染確認 県内計5095人に
神奈川県内では2日、新たに76人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
神奈川県や保健所を設置している自治体によりますと、2日発表された76人のうち、6人が中等症で、70人は軽症か無症状だということです。

年代別にみると
▽10歳未満が4人
▽10代が10人
▽20代が12人
▽30代が10人
▽40代が10人
▽50代が12人
▽60代が9人
▽70代が7人
▽80代が2人となっています。

また、全体の65%余りに当たる50人の感染経路が分かっていないということです。

横浜市では、すでに教員2人の感染が確認されている市内の公立小学校で、新たに男子児童1人の感染が確認されました。

この3人の感染経路がつかめていないことから、市は3日からこれまでに検査を受けていない全校児童と職員、合わせて458人の検査を行うことにしています。

小学校は、先月31日から臨時休校していて、全員の検査結果が出るまで休校措置を続けることにしています。

川崎市が発表した20代と30代の外国籍の男性は先月、名古屋港に入港した船の乗組員で、この船ではほかに8人の乗組員が検査を受けましたが、いずれも陰性だったということです。

また、40代の男性は、市内の介護施設に勤める介護士で、施設ではすでに別の職員の感染が分かっています。

また、横須賀市は海上自衛隊横須賀基地に所属する20代の男性自衛官の感染を発表しました。

防衛省によりますと男性自衛官は、中東地域で情報収集活動を行っている別の護衛艦と交代するため、先月30日に横須賀基地を出た護衛艦「むらさめ」の乗組員だということです。

これを受けて護衛艦は急きょ、基地に引き返し、派遣は延期されることになりました。

NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者は、これで5095人となり、このうち124人が死亡しています。