iPhone 最新OS コロナ接触機能追加 日本では利用できず

iPhone 最新OS コロナ接触機能追加 日本では利用できず
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アメリカのアップルは、「iPhone」を最新のOSに更新すると、接触感染アプリをダウンロードしなくても新型コロナウイルスの感染者と接触したかどうかを確認できるようになる機能を追加したと発表しました。現在は、日本では利用できないということで厚生労働省は同様の機能を持つ接触確認アプリ「COCOA」の利用を呼びかけています。
日本時間の2日未明、アメリカのアップルとグーグルは、新型コロナウイルスの感染拡大防止でこれまで世界各国の公衆衛生当局などに提供していた感染者の追跡などに使うアプリを開発するための支援技術に、新たな機能を追加したと発表しました。

このうちアップルのスマートフォン「iPhone」では最新のOSである「iOS13.7」に更新すると設定の画面に「接触通知」の項目が追加されるようになりました。

この画面では、日本で接触通知を使用するアプリとして「COCOA」の名前が表示されますが、アップルの日本法人によりますと、日本では「COCOA」をダウンロードしていなければ、感染者と濃厚接触したかどうかなどの通知を受け取ることはできません。

厚生労働省は、「新しい機能は、接触確認アプリを導入していない国や地域が対象だと聞いている」と話していて、国内では「COCOA」利用を呼びかけています。