東京都内のボクシングジム プロ選手ら8人が新型コロナ感染

東京都内のボクシングジム プロ選手ら8人が新型コロナ感染
プロボクシングの統括団体、JBC=日本ボクシングコミッションは、東京都内のジムでプロ選手など合わせて8人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
JBCによりますと感染が分かったのは、いずれも都内の同じジムに所属する20代から30代の男子のプロ選手5人と、30代から70代のトレーナー3人の合わせて8人です。

このジムでは、70代のトレーナーがけん怠感を訴えて8月25日にPCR検査をしたあと、ほかの選手やトレーナーも検査を受け、31日までに「陽性」と判定されたということです。

このうち30代と70代のトレーナー2人が入院し、ほかの6人は自宅などで待機しているということですが、いずれも現時点で発熱などの症状は出ていないということです。

JBCの安河内剛本部事務局長は「このジムでは入念な感染対策をとっていたと聞いているが、8人が感染したことで改めて対策の難しさを実感している。感染が拡大しないよう状況を注視したい」と話しています。