“新しい生活様式”に対応 企業開発の商品を発表 岐阜

“新しい生活様式”に対応 企業開発の商品を発表 岐阜
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着けたまま楽器を吹くことができるマスクなど、新型コロナウイルスによる新しい生活様式に対応して岐阜県羽島市の企業が開発した商品の発表会が行われました。
羽島商工会議所が開いた発表会には、市内の企業10社が参加し、新たな生活様式に対応しようと知恵やアイデアをこらした商品やサービスを発表しました。

このうち日用品の製造・販売会社が作ったマスクは、ふたが付いた穴があけられていて、マスクを着けたままサックスなどの楽器を演奏することができ、ふたを閉めると通常のマスクとして使えます。
建設会社が開発した“移動型プラネタリウム”という木製の小屋は、中に入ると、星座などの形に空けられた壁の穴から光が入り込んで星空の雰囲気を楽しめます。

このほか、海外旅行が難しい中、自宅でリゾート気分を味わってもらおうと、自宅の庭にテーブルや花などを飾ったうえで、プロのシェフが出張して料理を作ってくれるサービスも紹介されていました。

楽器を吹けるマスクを開発した会社の原真澄社長は「零細企業だからこそ、新型コロナウイルスに対応しようとすぐに方向転換ができた。今後も新たな需要に臨機応変に対応したい」と話していました。