新型コロナで開業延期のホテル 2か月遅れのオープン 東京

新型コロナで開業延期のホテル 2か月遅れのオープン 東京
東京オリンピック・パラリンピックに合わせてことし7月に開業する予定だった東京 江東区のホテルが、新型コロナウイルスの感染対策を実施したうえで、1日、2か月遅れてオープンしました。
オープンしたのは東京オリンピック・パラリンピックの会場や選手村にも近い「東京ベイ潮見プリンスホテル」で、プロフィギュアスケーターの荒川静香さんらがテープカットをして開業を祝いました。

ホテルは、もともとことし7月のオープンを予定していましたが、感染防止対策を実施するため、開業を2か月遅らせました。

客室のドアには、消毒済みを知らせるシールを貼るほか、レストランなどの混雑状況を客室のテレビで確認できるシステムを導入しました。

また、レストランではビュッフェ形式を取りやめ、スタッフが料理を運ぶようにしました。

ホテルを運営する「西武ホールディングス」の後藤高志社長は「厳しい船出だと認識している。今は安心、安全を徹底して、ホテルの価値を向上させていきたい」と話していました。

都内では、三井不動産も1日、新型コロナウイルスの感染拡大で開業を延期していたホテルをオープンさせています。