千葉県 新型コロナ 1人が死亡 新たに18人感染確認

千葉県 新型コロナ 1人が死亡 新たに18人感染確認
千葉県内では新型コロナウイルスへの感染が確認されていた70代の男性が死亡したほか、新たに男女、合わせて18人の感染が確認されました。
千葉県によりますと、死亡したのは県内に住む70代の男性です。
男性は8月中旬、自宅で起き上がることができなくなって救急搬送され、医療機関で検査を受けた結果感染が確認されました。
人工呼吸器を使用して治療を受けていましたが、31日、死亡したということで、これで県内で亡くなった感染者は63人となりました。

また、県などによりますと、新たに感染が確認されたのは10代未満の小学生から80代までの男女合わせて18人です。

このうち、柏市の80代の女性は高齢者施設に入所中に発熱などの症状が出ました。
現在は医療機関に入院中で、肺炎と診断され酸素吸入を受けていて、柏市は施設の関係者の調査を行っています。

また、千葉市ではすでに感染が確認されている訪問介護をしている介護士の同僚の20代の女性のほか、同居している30代の男性の感染が新たに確認され、市は、引き続き訪問介護を受けた高齢者10人の検査を進めています。

これで千葉県内で発表された感染者は合わせて3054人となりました。

集団感染発生の旅館 宿泊客2人の感染確認 勝浦

このほか、千葉県によりますと、これまでに従業員7人の集団感染が発生している勝浦市の旅館「緑水亭 勝浦別館 翠海」について東京都と神奈川県の保健所から宿泊客の男女2人の感染が確認されたという報告があったということです。

2人は、それぞれ家族とともに8月21日に宿泊していて保健所から連絡を受けて検査したところ感染が判明したということです。

宿泊客の感染の確認はこれで7人になりましたが、県は感染している従業員との接触が確認できていないことなどから関連は低いか、もしくはわからないとしています。