AI活用しコロナ対策取りながら避難所運営の実証実験

AI活用しコロナ対策取りながら避難所運営の実証実験
災害が起きたとき、AI=人工知能などを活用して新型コロナウイルスの感染防止策を取りながら避難所を運営するための実証実験が青森県今別町で行われました。
この実証実験は、災害時に感染対策を取りながら避難所をどう運営するかが課題となるなか、企業や学識経験者で作る団体の呼びかけで20の企業が参加して行われました。

北海道沖を震源とする巨大地震が起き、避難所に多くの住民が集まったという想定で、AI=人工知能などを活用した運営方法を確認しました。

避難所となった想定の体育館の入り口には顔認証システムが導入され、住民がカメラ付きのタブレット端末の前に立つと、あらかじめ登録した顔写真のデータと照合して受け付けを行うとともに、体温も自動で測定しました。

また、タッチパネルの画面に触れることなく操作できる端末や、避難所の二酸化炭素の濃度などを測定し、換気の必要性を知らせるシステムなどが紹介されました。

今別町の中嶋久彰町長は「いい経験になった。今後、町民にニーズを聞きながら、新技術導入の検討を進めたい」と話していました。主催した団体「レジリエンスジャパン推進協議会」は、今回の結果を10月中にまとめ、避難所の在り方について国などに提言することにしています。