巨大招き猫に感謝 市民らが“毛繕い”大分

巨大招き猫に感謝 市民らが“毛繕い”大分
去年のラグビーワールドカップで、大分市内で多くの観光客を出迎えた巨大な木像の招き猫を市民らが感謝を込めて磨く“毛繕い”が行われました。
この巨大な招き猫「福猫ふくにゃん」は、全長およそ10メートル、高さおよそ3メートルの寝転んだ姿の木像彫刻で、ふだんは豊後大野市にある公園に展示されていますが、去年のラグビーワールドカップの際に大分市の中心部に移され、多くの観光客を出迎える仕事をしました。

福猫ふくにゃんは、9月上旬に豊後大野市に戻されることになり、30日は市民らが紙やすりで磨いてきれいにする“毛繕い”が行われました。

親子連れなど30人余りが参加し、表面を磨き上げると、汚れで黒ずんでいた部分がきれいな木の色を取り戻しました。

参加した大分市に住む小学6年生の女の子は、「なかなか汚れが落ちなくて大変でした。木のぬくもりが感じられる作品だったので返されることになって少し残念です」と話していました。

彫刻の制作に携わった東京藝術大学の山口桂志郎さんは、「多くの人に磨いてもらえることで、僕たちの思い出も大きくなっていくのでとてもうれしいです。元いた場所に戻って多くの人を呼び込める作品であってほしい」と話していました。