空港で非接触搭乗手続き試験導入 新型コロナ対策で

空港で非接触搭乗手続き試験導入 新型コロナ対策で
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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、航空各社は、空港での搭乗手続きの際に直接、画面に触れなくても操作できる自動チェックイン機を試験導入するなど、人との接触機会を減らす対策が広がっています。
このうち日本航空は、8月から羽田空港の出発ロビーに画面に直接触れなくても操作できる自動チェックイン機を試験的に導入しました。

この機械は、画面の横にセンサーが付いていて直接、画面に触れずに3センチほど指を浮かせたまま操作でき、不特定多数の人が利用する自動チェックイン機の感染防止対策につながると期待されています。

会社では来月15日まで2台の機械を設置して、利用客の反応を見ながら本格導入に向けた検討を進めるとしています。

日本航空空港企画部の槇裕作さんは「直接、触れなくてすむため、より安心して利用してもらえると思う。安心で安全につながる感染防止対策を進めたい」と話しています。
一方、全日空は、国内線の搭乗手続きで従来は、空港のカウンターに立ち寄る必要があった乳児を連れた利用客や国際線からの乗り継ぎ客もオンラインで手続きを済ませられるようサービスを見直していて、航空大手の間で人との接触機会を減らす感染防止対策が広がっています。