新幹線の車いす用スペース 新車両で大幅増へ 国交省が新基準案

新幹線の車いす用スペース 新車両で大幅増へ 国交省が新基準案
新幹線のバリアフリー対策を進めるため、今後、新たに導入する車両では、車いす用のスペースが大幅に増えることになりました。
国土交通省は、新幹線に車いす用のスペースを増やすため基準の見直しを進めています。

28日は、JR各社の社長や障害者団体のメンバーらが出席する会議が開かれ、国土交通省が新しい基準の案を示しました。

それによりますと、座席数が、
▽500席未満の新幹線では、車いす用のスペースを4席以上、
▽500席から1000席では、5席以上、
▽1000席を超える場合は、席数の0.5%以上のスペース整備を義務づけます。

現在、ほとんどの新幹線では客席に1席しかスペースが設けられていませんが、新たな基準では、
▽東海道新幹線では6席分
▽東北新幹線や北陸新幹線では、4席分のスペースが設けられることになります。

義務化の対象は今後、新たに導入する車両ですが、国土交通省はすでにある車両についても、JR各社に対応を求めていくことにしています。

赤羽国土交通大臣は「他国と比較しても、世界最高水準のバリアフリーといえると考えている。JR各社には、来年の東京オリンピック・パラリンピックに間に合うよう最大限の努力をお願いしたい」と述べました。