自民党総裁選挙のしくみ

自民党総裁選挙のしくみ
安倍総理大臣が、総理大臣を辞任する意向を固めたことを受けて、自民党は、次の総裁を決める手続きに入ることになります。
自民党の党則で定められた「総裁公選規程」では、総裁選挙は、国会議員による投票と、全国の党員などによる「党員投票」の合計で争われることになっています。

この場合、
▽現在の所属議員の数を反映した「国会議員票」は394票で
▽「党員票」も、これと同数の394票となり、合わせて788票で争われます。

総裁選挙では、告示から投票まで12日以上の選挙期間が設けられます。

安倍総理大臣が石破元幹事長を破って3選を果たした前回、おととしの総裁選挙は、告示前日の北海道の地震で告示から3日間選挙活動が自粛されたあと、地方での演説会などが行われました。
一方、今回のような任期途中の辞任など、緊急の場合には、党大会に代わる両院議員総会で、国会議員と都道府県連の代表3人が投票を行って、選出できることになっています。

この場合は、1人1票を持つ「国会議員票」394票と、各都道府県連ごとに割り当てられるのは3票で、47の都道府県連では合計141票になることから、合わせて535票で争われます。

また、「党員投票」は行わなくてもよいことになっています。

任期途中で辞任した場合は、新たな総裁の任期は、残りの任期となります。

13年前の2007年には、当時の安倍総理大臣が体調不良で辞任して、両院議員総会が開かれ、福田康夫氏が選出されました。

また、翌2008年には、突然辞任した福田総理大臣の後任に、いまの麻生副総理兼財務大臣が両院議員総会で決まりました。

2000年に、小渕総理大臣が脳梗塞で倒れて入院した当時は、政権幹部による話し合いで、当時の自民党の森喜朗幹事長が後任に決まり、両院議員総会で無投票で選ばれました。