東京都 新型コロナ 新たに226人感染確認 60代と80代の2人死亡

東京都 新型コロナ 新たに226人感染確認 60代と80代の2人死亡
東京都は28日、都内で新たに226人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、これまでに感染が確認されていた60代と80代の2人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は28日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて226人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

一日の感染の確認が200人を超えるのは3日連続です。

年代別では、
▽10歳未満が8人
▽10代が8人
▽20代が63人
▽30代が46人
▽40代が31人
▽50代が35人
▽60代が16人
▽70代が5人
▽80代が12人
▽90代が2人です。

また、226人のうち、
▽およそ39%にあたる88人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽およそ61%の138人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、
▽家庭内の感染が39人、
▽職場内が14人、
▽会食での感染と、
▽夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者がそれぞれ10人、
▽施設内が8人などとなっています。

このうち、家庭内の感染では、感染が確認されていた1人から高齢者や未成年を含む同居する家族4人に広がったケースなどがあったということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万322人になりました。

一方、都の基準で集計した28日の時点の重症の患者は30人で、27日より1人減りました。

また、都は、これまでに感染が確認されていた60代と80代の男性2人が死亡したことを明らかにしました。

2人はいずれも基礎疾患があったということです。

これで都内で死亡した人は、合わせて358人になりました。

入院中1328人 自宅療養中447人

東京都によりますと、都内で28日までに感染が確認された2万322人のうち、入院中の人は27日より146人減って1328人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は27日より1人減って30人です。

都は、28日の時点で重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。

また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、28日の時点で2450床確保しているということです。

これとは別に来月から10月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

また、自宅で療養している人は27日より18人減って447人です。

都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は27日より3人増えて251人です。

このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は27日より21人減って527人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は1万7411人となっています。