コロナ感染防止対策ステッカー掲示店 都が現地で確認の見回り

コロナ感染防止対策ステッカー掲示店 都が現地で確認の見回り
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新型コロナウイルスの感染防止対策をとっていることを示す都のステッカーを掲示している店で実際に対策がとられているかどうかを確認するため、28日、都の担当者が板橋区の商店街を見て回りました。
東京都は、感染防止対策をとっていることを示す「感染防止徹底宣言ステッカー」を店舗などに掲示するよう呼びかけていますが、掲示していた店で集団感染が明らかになるなど実効性が課題となっています。

こうした中、都は、ステッカーを掲示している繁華街の飲食店を中心に、実際に対策がとられているかどうか、先週から確認を進めていて、28日は、都の担当者が板橋区の商店街を見て回りました。

ステッカーは、都のホームページで対策の項目にチェックを入れれば誰でも入手できることから、担当者は、マスクの着用や消毒、定期的な換気など項目の要件を満たした対策がとられているか、店員から話を聞くなどして確認していました。

都によりますと、27日までにおよそ550の店を回り、いずれも対策をとっていることを確認したということです。

都の担当者は「イスの向きを変えるなど工夫している店もあった。店にとっても利用する客にとっても感染防止対策をとることは大切なので、協力していただきたい」と話していました。