コロナ対策 手を触れず水が出る蛇口 小中学校に 石川 内灘町

コロナ対策 手を触れず水が出る蛇口 小中学校に 石川 内灘町
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、石川県内灘町は、町内の小中学校の蛇口を、直接、手を触れなくても自動的に水が出てくる器具などに取り替えました。
内灘町の小中学校に新たに導入されたのは、手を近づけると自動的に水が出るセンサー付きの器具や、ハンドルの部分が長く、手で握らなくても、ひじで押すなどして水を出すことができるレバー式の蛇口です。

新型コロナウイルスの感染が広がるなかでも、子どもたちに安心して水道の水を使ってもらおうと、すでに導入されていた学校を除く、町内6つの小中学校におよそ260万円かけて町が設置しました。

今月18日に新学期が始まった清湖小学校では、27日、休み時間の子どもたちが次々と手を洗いに来て、使い心地を確かめていました。

3年生の男子児童は「みんなの手についているかもしれないバイ菌を触らなくていいので安心できます」と話していました。

内灘町学校教育課の堺井啓太主事は「新しい器具を使って、子どもたちにこまめに手を洗ってほしい」と話していました。