西村経済再生担当大臣は記者会見で、観光需要の喚起策「Ｇｏ Ｔｏトラベル」の対象に、東京発着の旅行を加えるかを来月判断するうえで、お盆の時期の人の移動による感染状況を見極める必要があると説明しました。

観光需要の喚起策「Ｇｏ Ｔｏトラベル」について、西村経済再生担当大臣は、26日の衆議院内閣委員会で、対象外としている東京発着の旅行も加えるかどうか、来月、政府の分科会を開いて感染状況を分析したうえで判断する考えを示しました。

このあとの記者会見で、西村大臣は「お盆の時期に新幹線などを利用した人は、例年より7割ぐらい減っているようだが、近場で活動した人もいると思う。感染状況にどう影響するか、専門家にしっかり分析していただかなければならない」と述べ、東京発着の旅行も加えるかどうか判断するうえで、お盆の時期の人の移動による感染状況を見極める必要があると説明しました。