船橋競馬場所属の騎手6人が新型コロナ感染 レースも中止に

船橋競馬場所属の騎手6人が新型コロナ感染 レースも中止に
千葉県船橋市の船橋競馬場を運営する千葉県競馬組合は、所属する騎手6人について、新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。今月31日から5日間の日程で予定されていた無観客でのレースは中止が決まりました。
千葉県競馬組合によりますと、これまでに感染が確認されたのは、船橋競馬場に所属する20代から40代の男性騎手6人です。

今月中旬、騎手1人に発熱の症状が出たため検査したところ陰性でしたが、これをきっかけに希望する騎手8人が検査を受けた結果、24日にこのうち1人の感染が確認されたということです。

残る所属騎手16人についても検査したところ、5人の感染が確認され、感染者はこれまでに6人になったということです。いずれも症状はないということです。

6人のうち4人は、今月17日から21日まで東京の大井競馬場で行われたレースで騎乗していたということです。

騎手どうしは、競馬場の控え室で一緒になったり、同じ車で移動することがあるということですが、6人に接点があったかどうか現時点では分からず、船橋市は、感染者の集団=クラスターが発生したかどうかは判断できないとしています。今後、濃厚接触者について調査を進めるということです。

船橋競馬場では、今月31日から5日間の日程で無観客でのレースの開催を予定していましたが、26日に中止が決まりました。