男優賞、女優賞を廃止 ベルリン映画祭 性別を区別しない姿勢

男優賞、女優賞を廃止 ベルリン映画祭 性別を区別しない姿勢
世界3大映画祭の1つ、ベルリン国際映画祭は、これまでの「最優秀男優賞」と「最優秀女優賞」を廃止し、新たに「最優秀主演賞」などを設けることを発表しました。性別を区別しない姿勢を強く打ち出していきたいとしています。
これは、ベルリン国際映画祭が24日、公式ホームページで発表しました。それによりますと、これまでの「最優秀男優賞」と「最優秀女優賞」を廃止し、来年から受賞者の性別を問わない「最優秀主演賞」と「最優秀助演賞」を新たに設けるということです。

映画祭の代表者はドイツメディアに対し、「監督や脚本などを対象とする賞では、性別は問われない。俳優の賞も性別に関係なく、演技の出来栄えだけをもとにするべきだと考えた」と話していて、映画祭として男女の平等を推し進め、性別を区別しない姿勢を強く打ち出していきたいとしています。

この発表について、ツイッター上では「すばらしい」と評価する声が上がっている一方で、「男性の方が主要な役を演じることが多い現状では女性が受賞する可能性が低くなり、ジェンダーの平等にはつながらない」などと、否定的な意見も出ています。

映画祭側は「賞をジェンダーによって分けないことは、映画業界がジェンダーにより敏感になるためのきっかけになると信じている」とコメントしています。来年のベルリン国際映画祭は、2月11日から開かれる予定です。