外食チェーン 先月の売り上げ 大幅落ち込み続く

外食チェーン 先月の売り上げ 大幅落ち込み続く
全国の主な外食チェーンの先月の売り上げは、去年の同じ月に比べて15%減少しました。前の月と比べて減少幅は縮小したものの、新型コロナウイルスの感染拡大で大幅な落ち込みが続いています。
日本フードサービス協会によりますと、業態別では、持ち帰りや宅配などの利用が伸びている「ファストフード」が3.6%の減少、「ファミリーレストラン」が22.6%減少、「パブ・居酒屋」が52.8%減少するなど、多くの業態で厳しい経営が続いています。

日本フードサービス協会は「新型コロナウイルスの感染の再拡大や長雨などの影響で、外食産業は危機的な状況が続いている。郊外に立地する店舗は比較的回復している一方で、繁華街の店舗や居酒屋などの苦戦が続くなど、立地や業態によって回復にばらつきがある」としています。