国立公園の魅力伝える企画展始まる 東京 上野 国立科学博物館

国立公園の魅力伝える企画展始まる 東京 上野 国立科学博物館
全国の国立公園の魅力を知ってもらおうと、国立公園で見ることができる動物や植物などの標本を展示した企画展が25日から東京 上野の国立科学博物館で始まりました。
この企画展は、全国で34か所が指定を受けている国立公園の魅力を知ってもらおうと、東京 上野の国立科学博物館で開かれていて、国立公園で見られる動物や植物、岩石など、およそ300点の標本が展示されています。

このうち、北海道の知床国立公園の展示スペースでは去年、新種と認定された体長6.6メートルの「クロツチクジラ」の骨格の標本が紹介されていて、掲示されているQRコードをスマートフォンで読み取ると、3D画像でも標本を見ることができるようになっています。

また、山梨県、長野県、静岡県にまたがる南アルプス国立公園の展示スペースでは、去年の夏に採取したかれんな薄紫色の「ミヤマハナシノブ」の花など、高山植物の標本が紹介されています。

訪れた人は、貴重な動物や植物の標本などをじっくりと鑑賞しながら、それぞれの公園の特徴を確認していました。

国立科学博物館植物研究部の海老原淳研究主幹は「国立公園は日本の特徴的な自然が凝縮されていて、研究者の立場からおもしろいと思うものを集めているので、ぜひ足を運んでほしい」と話しています。

この企画展は、25日からことし11月29日まで開かれる予定で、入場は日時指定の予約制となっています。