パレスチナ ガザ地区 隔離施設以外で初の新型コロナの感染確認

パレスチナ ガザ地区 隔離施設以外で初の新型コロナの感染確認
中東パレスチナのガザ地区で、隔離施設以外では初めて、新型コロナウイルスの感染者が確認され、ぜい弱な医療態勢のもとで感染の拡大が懸念されています。
パレスチナのガザ地区の保健当局などは24日、記者会見を開き、地区内にある難民キャンプで家族4人の感染が確認されたと発表しました。

ガザ地区ではことし3月以降、イスラエルやエジプトとの検問所から入境し、隔離施設に滞在していた人の感染が確認されていましたが、住民の中で感染が確認されたのは初めてだということです。

これを受けて、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、48時間の外出禁止令を出しました。

狭い土地におよそ200万人が暮らすガザ地区は、イスラエルの経済封鎖によって人や物の移動が厳しく制限されていて、「世界最大の監獄」とも呼ばれています。

現在は、電気がおよそ4時間しか使えない日が続き、医療物資も極めて限られていることから感染の拡大が懸念されています。