プロ野球 観客数5000人制限 来月末まで継続へ

プロ野球 観客数5000人制限 来月末まで継続へ
プロ野球は、新型コロナウイルスによる観客数の制限について、政府の分科会がイベントの参加人数の上限を来月末まで1か月間、継続することになったことを受け、引き続き最大で5000人の観客数を維持する方針です。
プロ野球は、今月末まで観客数を5000人までと決めていますが、巨人や阪神、西武などの一部の球団は来月に入ってからも当面は、観客数を5000人のままでチケットを販売すると発表しています。

24日は政府の分科会が開かれ、この5000人としているイベントの参加人数の上限について来月末まで1か月間、継続することになりました。

これに先立って開かれたプロ野球12球団の代表者会議では、観客数の上限は議題に上がりませんでしたが、会議のあとの会見でNPB=日本野球機構の井原敦事務局長は、「分科会の結論を待つことになる。政府の方針が出れば、それぞれの球団が対応していく」と話していて、プロ野球では引き続き最大で5000人の観客数を維持する方針です。

このほか、代表者会議ではサッカーJ1のサガン鳥栖でクラスターが発生した事例を踏まえ、飛沫感染だけでなく接触感染でもクラスターが起こりうることを再確認し、マスクを外さなければならないときは会話を控えるなど、ガイドラインの感染対策を徹底していくことを12球団で確認したということです。