富山市 新型コロナ感染者相次ぎ 独自の警報で感染防止呼びかけ

富山市 新型コロナ感染者相次ぎ 独自の警報で感染防止呼びかけ
富山市内のカラオケ喫茶などで新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる状況を受けて、富山市は24日、市独自の警報を出して、改めて市民に感染防止策の徹底を呼びかけています。
富山市の森雅志市長は、24日臨時の会見を開き、市内のカラオケ喫茶などで新型コロナウイルスの感染が相次いでいるとして、24日付けで市独自の警報を出して市民に感染防止策の徹底を改めて呼びかけました。

最近の傾向として、感染経路が分からない事例も増えているということです。

カラオケ喫茶などを中心に、歌う際の飛まつ感染に加え、選曲の際に使う機器などを通して感染する疑いもあるとして、店側に換気や消毒など対策の徹底を求めています。

また、新型コロナウイルスの感染が続くなかで医療体制を維持していくため、この冬のインフルエンザワクチンの予防接種について、今年度にかぎって富山市独自の助成を設ける方針も明らかにしました。

助成の対象は、65歳以上の高齢者と、心臓や腎臓などに障害があり重症化リスクの高い60歳以上の人で、すべて無償となります。